Island 2

ウェディングをキーに業界を検証するメモ

ウェディングのお仕事で使うシステム比較 ver.2020-07(3)

この数日で順位変動があったみたいで、前記事とちょっとラインナップが変わりましたね。以下はあくまで中の人のメモであり主観なので、その辺はご理解ください。 

 

ウェディング+システムをgoogle検索したときに上がるソリューションのタイプ(前編)

 

 

(1)デジタルアイ(ttps://www.digitaleye.jp/wedding.html)→ウェディングキューブ

対面接客用のデジタルカタログ。割と珍しいハードウェアソリューションだが、10年ほど前に九州エリアでは一世を風靡したと思う。

弱点は最大接客数分の台数がないと同一オペレーションが展開できなくなること。後現場でよく聞いたのは、そもそも新郎新婦接客向けのカタログ化するほどいいアイテムビジュアル揃えてない、マスタの管理者が決められなくて情報が古く2年目からカタログ機能が事実上使えない。結局発注まで運用してる会場さんには巡り会わなかった。

今となってはブラウザベースで同じことができるのでわざわざこのソリューションを入れる必要もない。

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(2)ウェディングパートナーシステム(ttps://wps-2.myprint.co.jp/wps/)→ウェディングパートナーシステム

 

席次表作成印刷入校に特化したサービス。印刷会社であるマイプリントがパートナーとして入っていてマイプリントの商品を注文した場合に無償で使うことができる。

システム自体はよく出来ていると思うのだが、複数の印刷パートナーが入っているとパートナーによってプランナーさんの管理フローが変わるという会場からしてみると実にやっかいな条件が。

ユーザインタフェイスはフリースタイルでwebライク。
納品形態はSaaSのパッケージ、サーバサイドは不明。
マイプリントさんの商品を購入した場合のみ無償で提供 。カスタマイズは基本受けていない。

もう少しどんな会場でも使えるようにしたいを実際にやったのが次のワンダブリュー。

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(3)パイエム(ttps://www.piem.jp)→ワンダブリュー

 

席次表作成支援からゲスト管理あたりを中心にまかなう新郎新婦宿題管理サービス。ペーパー発注をまわりのプランナーさんの業務をよく押さえているとおもう。CRM系へのIFなども割と柔軟に対応してくれたりする中の人の姿勢も好感が持てる。

ユーザインタフェイスはフリースタイルでwebライク。
納品形態はSaaSのパッケージ、サーバサイドは多分PHP系。
費用的には、利用者一人あたり1万円/月〜(推定) 。カスタマイズは基本受けていない。

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(4)ジェーシーエス(ttps://www.jcs-net.co.jp/wp/)→ウェディングプランナーNT

 

ゲストハウスのCRM向けで始まったシステム。10年くらいまえにちらっと見かけたけど、いまやwebのトップページがほぼ別の事業しか掲げてないし、直接以外飛べないし主力じゃないんだろうなぁ。今となってはどうということもないが、席次レイアウトを最初から持ってるというのがちょっとした特徴だった。

残念ながら機能的にも婚礼システムとしては最早投資する対象ではないかと思われる。

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大分長くなったので一旦ここまで。続きは後日ということで。